日輪の遺産

我馬の冷やし麺

今日、映画を観に行ったときに食べたんだけど、スープの中に凍らせたダシが入ってて
すごぉぉおおおおっく冷たくて美味しかった。
この平打ち麺ってのもつるんとしてていいし、
ほんのり柚子の香りがあってほんとに美味しかったな。

浅田次郎原作の映画、「日輪の遺産」がどんな風に映画化されたのか
前の「地下鉄に乗って」もとてもよかったし、
浅田ファンの私としては見過ごすわけにはいかない！！
それになんといっても、堺雅人でしょーーー。
私、たぶん、俳優の中で彼が一番好きかも。次は竹之内豊。
物静かで感情を出さず、内に熱くたぎる心があるっていうかなんていうか。
こういう男性に弱いんだよね＠私
日輪の遺産は、実際にあったこととそうでないことが上手くかみ合わされていて
なるほど！！　こう作ったか！！って感じだった。かなり面白かったな。



ずっと、電動アシストを買おうと思っていた。
小高い丘の上にある我が家にとって、急な坂道をクリアせねば生活ができないから
日々のことを思うと電動アシスト自転車を買わなきゃと思った。
なんたって私は自動二輪の中免は持っていても自動車の免許がなく、
おまけにバイクは事故でつぶしちゃったし
でも四輪の車にはまったく興味がなくて困ったものだ。

ただ風をね、感じたいの。箱の中じゃ嫌なの。
誰かが運転する助手席じゃなくて、私自身がハンドルを切りたいの。
事故のせいで左半身が傷むこの頃だけど、その痛みも私の歴史。

自動車とバイクの世界は全く違っていて、
走っている世界との接点は危機感を感じる温度だと思う。
時折、目に入る路面がゲームの路面のように脳裏に映って、
私はこのまま転んでも痛くないんじゃないかと思うような錯覚に陥るけど、
でも転んだら軽くて全身が傷だらけ、ともすると命を落としてしまう危険もバイクならではだ。
左手でクラッチを切りつつ、右足でローに押しこみ、セコ、サード、トップ、ハイトップと蹴りあげ、
徐々にスピードを増していくさまは、周りの風景とともにある。
この一体感がたまらないんだよね。

一人がいい。こういうとき私は一人がいいとつくづく思う。