かるびのご飯

かるびのご飯は今になっても試行錯誤だ。

子供の頃、たくさんの野良犬と接して過ごした経験のある私は、
それでも犬の食べ物について何も知らなかったが、
今、ペットにとって何が良いか、
色んなことをネットで検索すればあっという間に多くの答えがヒットする。

私はその答えを参考にしながらかるびにあった食事を、
やはり未だに試行錯誤をしながら作る。

仕事で平日は遅く帰るので、
冷凍や真空パックをした野菜は週末に仕込んでいる。


 

人参、かぼちゃ、白菜、マイタケ、紫いも、焼き海苔、小松菜と水菜のおじや
今はこれに生のお肉とレバー、細かく砕かれた骨がはいる。
暑さもなくなったしね。
最近は生食と加熱色の半々がかるびの食事の有り方だ。


かるびのしこりは検査できたものもあったり、できなかったものもあったり、
さらに新しくできたりしていて、
たぶん、昔の私だったら心配で気が狂いそうになっていただろう。

あの頃の心配と今の心配は少しも重さは変わっていないけど、
私も少しはかるびに育てられたのかな。
かるびにとって何が一番いいことなのかを考えられるようになった気がする。

そりゃね。
心のそこでずっとくすぶっている心配は悲しみにつながっているけど
でも、かるびと暮らす日々が悲しいものにはしたくない。


日々、かるびのご飯を作る。
いつまでも、いつまでも健康でありますように。