ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

千銀蒲鉾



益田のモヌッカから、海岸線に沿ってさらに西へと車を走らせ
向かったのは金子みすずのふるさと長門市




「わたしと小鳥とすずと」

 わたしが両手をひろげても お空はちっても飛べないが
 飛べる小鳥はわたしのように 地べたを早くは走れない

 わたしが体をゆすっても きれいな音は出ないけれど
 あの鳴る鈴はわたしのように たくさんな歌は知らないよ

 鈴と小鳥と それからわたし みんな違って みんないい


「大漁」

 朝焼け小焼けだ大漁だ
 おおばいわしの大漁だ

 浜は祭りのようだけど
 海の中では何万の いわしの弔いするだろう


金子みすずの代表作である「わたしと小鳥とすずと」と「大漁」
わずか26歳の若さで自ら命を絶った彼女の優しい優しい歌だ。




仙崎・青海島(おおみじま)の風景 なんとなく宮崎に似てたりして(笑)




北長門海岸国定公園の中心にある青海島は海上アルプスとも呼ばれていて
こうしてたくさんの観光客を乗せ、七色に変わる海の上を走る。
私も〇〇年前に乗ったことがあるけど、あちこちの岩場で待っているカメラマンにびっくり
あとであなたが写っている写真要りませんか~~っと声をかけられる(笑)
それは今でも変わらないようだ。




観光船乗り場まで続いている商店街




計り売りもされているが、その場で焼いて食べさせてくれる。
お店の前には簡易テーブルが設けられているのだ(爆)




なんだか年中縁日みたい。




一番手前の漁協のお店に寄った。
蒲鉾は色々あるけど、千銀蒲鉾という会社の、それも「千銀」という蒲鉾が一番好きだ。
…で、おばちゃんが冷蔵庫から薄く切って食べさせてくれるんだけど
ひと口食べて、「んっ?? これ千銀じゃない」って言ったら驚いていた。

だったらとまた違う蒲鉾を切ってくれたんだけど、
普通、この流れでいくと次は千銀を食べさせてくれると思うだろう~~。
私もそう思ったさ。でもひと口食べて違うので、
「これも千銀じゃない。」って訴えたら、うれしそうに「そう、千銀じゃないんよ~~。」と話す。
結局、千銀をたくさん注文したのに、ひと口も食べさせてもらえなかった(爆)




以前、ラハイナへこれを持って行った時、ボンゴんちがすごーーっく気に入った蒲鉾なので
神戸へ1箱、それからこの前ワインを送ってくれた@こぶたちゃんちにも1箱送った。




我が家へは2本買って帰った。




今日は蒲鉾と、ダンクダンケさんからもらった有機無農薬のナスと




@こぶたちゃんが送ってくれた、さらりと柔らかい美味しいワインで乾杯。

いやー、たぶん、このワインにはこの蒲鉾があうだろうと思って走ったけど正解だわ~。
(どこまで走るんぢゃ!!)
日本のワインには日本の食材が一番だろうと思って合わせてみたけど
これほどまでにぴったりあうなんて驚いた。

@こぶたちゃん、ありがとう~。大阪でも美味しいコラボ見つけてみてね。
旭ポンズにこの蒲鉾とか、フールドアッシュのパンにこの蒲鉾とか~、
ブルーベリージャムにこの蒲鉾とか~~@アリエネーか。

おすすめはシンプルにわさびかもかも…

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