ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

かるびの足



かるびは私たちの足の間に頭を突っ込むことが好きで、
朝、出勤前の慌ただしい時間でもおかまいなく、こうして突っ込んだままじっとしている。
そして私のストッキングに大量の毛を植え付けてくれるから
私はちょっとした剛毛なすね毛持ちな女になってしまうんだ。
仕事をしていてふとデスクの下の自分の足をみて( ̄□ ̄;)ギョッとなることもしばしば。
3センチもあるすね毛は立派以外の何物でもない。っていうか不気味だろーがーー。

昨日の朝、かるびがリビングを歩く音がおかしいと気がついた。
どうも左の前足がちゃんと上がってないようで、ガッ、ガッと音を立てている。
一昨日、かるびの思いのまま歩かせたら朝晩合わせて12キロ以上も歩いたので
ちょっと疲れが出たのかなあと思いながら、
かるびの母犬であるカンナが同じような症状で骨肉腫だったことを思い出した。
それで病院へ電話して症状を伝えたら、心配だったら連れてきてくださいとのこと。
仕事を早めに切り上げて高速に乗った。

病院は割と空いていて、あまり待つことなく院長先生に診て貰えた。
左前足がおかしいこと、母犬のカンナが同じ前足で骨肉腫だったこと、
発症したのがかるびと同じ12歳だったことを伝えると、
先生は笑いながら、歩いてくる様子を見ても、ぜんっぜん、まったく問題ないと言われた。
足が上がらなくなるのは椎間板ヘルニアも考えられるけど、
可能性を数字で表すと100のうちの96番目、骨肉腫にあっては100番目くらいだそうだ。
車で飛ばしてくる前に電話で相談されればよかったのに・・・なんて言われちゃったので
電話したんだけどーーースタッフの方が来いって言ったじゃんと
喉まででかかって、いや、まてまて。ここで言ったら心配してくれたスタッフの方に悪い。

念のためレントゲンを撮ってもらったけど、
あれほど左前足だって言ったのに、画面を見ると後ろ足の立派な股関節の画像だった。
「いやーー、何も問題ないですね。とても良いです。」と説明される先生に
「あの、先生、前足なんですけど。。。」と言ったら、
「えっ?後ろ足じゃないの?前足なの?」 その後、絶句・・・

あれほど前足だって言ったのに。カンナも同じ場所だったって話したのに。。
再度、レントゲンを撮ってもらって、先生もスタッフの方もかるびもぐったり(笑)
でも何事も異常なく、だんだんと足が上がらなくなる年齢だろうということだった。




かるびとの散歩で毎年見に来る桜並木は、わが家から3キロちょっとある。




いつも思う。
あと何度、かるびとこの風景の下を歩けるのだろうか。