ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

牛丼のお弁当



休みの土日をめいっぱい遊び倒してしまうので、月曜日の朝はなかなか起きれない。
なので、お弁当はこういった単品メニューのものとなってしまうんだけど、
夫は何も言わずに食べてくれるのでありがたい。

牛肉の細切れとスライスした玉ねぎ、キノコを入れてダシとともに甘辛く炒り煮していき、
ほぼ水分が飛んだくらいにご飯にのっけるだけ。お弁当だから水分はあまり入れないんだ。
白いご飯にほんの少しお醤油の色がつくだけ。そうしないとご飯がふやけちゃうから。


この前買ったコブクロのカバーアルバムを、夫とドライブしながら聴いた。
マッキーの「ANSWER 」は二人とも好きで、この歌を聴くとその情景が目に浮かぶ。
「マッキーって顔は・・・だけど、歌詞はいいよね~。」
そんなことから、日本人の言葉の技術について話をした。

夫が言うには、アメリカ人は大人になるまでに言葉の技術をたたき込むそうだ。
だから物事を説明するのがとてもうまく、
反対に日本人はそんな教育をされていないので、その説明に風景が見えてこない。

ドアを開けると、部屋のまん中に大きなテレビがある。
日本人にそれを説明させると、
「部屋のまん中に大きなテレビがあります。その右にはテーブルがあって・・・」と続き、
右の説明が終わったら今度はまたテレビに戻って左を話す。
それがアメリカ人だと
「ドアを開けると陽にぬくもった優しい色のテラコッタタイルが広がり・・・」
「ドアの左には古びた椅子が置いてあって・・・」と
時計回りに説明がなされ、ドアに戻ったときにはその部屋の様子が想像できるのだ。

・・・で、私だったらどう説明するかと夫が聞くので、
「ドアから入っての説明じゃなきゃだめ? 天井にへばりついての方が楽だと思う。」と言ったら

「・・・それで、どう説明するんだ??」

「天井にへばりついて、落ちたら痛い・・ですよねーーー。」って。

「・・・・・・・・・」



どうやら私の場合、言葉の技術以前の問題らしい。