ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

雪の津和野 三松堂



津和野にたどり着くまで雪なんて降っていなかったのに、
お昼ご飯を食べた後、お店のドアを開けるとあたりは真っ白~~@@  いつ降ったのよって感じ。

津和野までなかなか来れないけど、来たら必ず寄るのが三松堂さん。




見て見て!! 源氏巻のクリスマスバージョンがある~~~(*´∇`*) @干支小巻きもあるよ。
甘さを抑えた生地に餡を包んだもので、津和野を代表する和菓子だ。

・・・で、これはこれで伝統ある美味しさなんだけど、
冬には脂肪を蓄えたいじゃん@ホントか??
なので私的に架空の美味しさを考えた。
外の生地をまったく甘さを無くしてバターたっぷりにしたらどうだろう?
夏は今のままさっぱりってのも良いしね。

先日めざましテレビで、日本に来る欧米人のほとんどが冬でも半袖なのはなぜ?とリサーチしてて
それは脂肪分の多い食事を摂っているからだとあったので、
同じ源氏巻でも夏仕様、冬仕様があってもいいんじゃないかと、
ド素人和菓子職人karubiは思ったのだった。
っていうか、ちょっと塩分あるバターを塗って食べると、この源氏巻がますます美味しいんだわ~。
うそだと思ったらぜひやってミソ@うそだったらゴメン(笑)
でもって、バターぬりぬり源氏巻には紅茶がオススメよ!!




森鴎外 生誕150年なんだ~。
森鴎外と言えば舞姫ヰタ・セクスアリス
彼の文学はすばらしいのだろうけど、残念ながら何一つ読んだことはない。




豆の大福
丹波の黒豆を使った大福で、少し固めの黒豆の食感がすごく美味しくて、
ほんの少し、ほんのすこ~~し、塩を使って餡の味を引き締めてあるのが分かる。
ほんと微量だけど、これがあることによって味わいが増してるなあとびっくりした。




黒豆きなこ

これがね~~。これが驚くほど美味しい!!
冬なんだけど、淡い春を感じさせるような食感はなんだろうと不思議に思ってたんだけど、
ああ、なるほど!! 桜餅で使われる外側の生地が道明寺なんだ!! 
寒い冬だけど、いつか春がくるよって教えてくれる。そんな和菓子だと思う。


三松堂さんへ着いたとき、真っ白な綿雪が降りしきっていた。
でもしんしんと重なるような降り方ではなく、気まぐれで舞い降りたって感じの雪だ。
そんな中、傘もささず車からお店まで走っていき、
軒下で身体の雪をふるって店内に入ると、
「寒うございますね。どうぞ暖まっていってください。」と暖かな豆茶をすすめていただき、
私は囲炉裏の傍でほんのりとした和の暖かさに包まれとても幸せを感じた。
それは十分満足のいく暖かさではない。激しいほどの暖かさでもない。
そして機械的な暖かさでもない。
なんていうか人間らしい温もりを感じさせる、津和野らしい暖かさだった。

雪の津和野
何気ないやりとりの中で温もりのある優しさに触れた日。
一日がとてもうれしかった。

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  三松堂本店
  住所:島根県鹿足郡津和野町森村ハ19-5
  営業時間:8:00~18:00
  TEL:0856-72-0174
  定休日:
  駐車場:7台

  三松堂益田店
  住所:島根県益田市乙吉町イ336-7
  営業時間:9:30~19:00
  TEL:0856-23-6974
  定休日:
  駐車場:あり