小さな春＠苺大福

家を出たときには寒くて風も強かったけど、空は青く、
でも津和野へ行くにしたがって、雪で景色が白くかすんでくる。
まだ路面には積雪はないものの、でもあっという間に積もりそうだ。

そんな中で、やっとたどり着いた津和野の三松堂さんに、
パーカーのフードをかぶって走りこんでいく。
こんにちは～～を言う前に、いらっしゃいませの声が。
雪の津和野、好きだなあ～～。ますます情緒を感じられて良いんだよね。

何かある折りに、私は三松堂さんの和菓子を贈らせてもらっている。
私は津和野に住んでいないのにね。
なぜか大切な人たちにここの和菓子を食べてもらいたいのだ。

だからいつも、「これとこれを２セット、あれとそれを１セット」
なんてややこしい注文をしてしまう（笑）




桜餅があった。
外は寒く真っ白な雪景色で、暖かな部屋から見つめる景色は
私を居心地のいい空間にいる優越感を持たせてくれる。
外はこんなにふぶいているのに、
私は暖かな部屋にいるよ・・みたいな（笑）
おまけに春の桜餅があるんだよ。もっともっと優越感よ。

青野山は白く、
寒い風に飛ばされて流れる雪がその存在感のある姿をかすかにさせる。
さっきまで路面には積もっていなかったのに、
あっという間に白くなっている。

でも車の中には小さな春が箱に詰めてあって
なんとなく、ちょっとした幸せ～～♪♪