ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

かるびの月命日

2月9日、かるびが逝ってしまってからもう1ヶ月が経つ。

この1ヶ月、長かったような、時が止まったような感じで、
癒えない悲しさは、mituちゃんが言っていたように
背負っていくしかないんだと分かった。

心の奥に、薄氷でできたような悲しみのコップがあって、
私はかるびが逝ってしまったとき、
このコップが涙で溢れ、こなごなに砕け散るんだと思っていた。
泣いて泣いて、息ができなくなるほど泣き続け、
最後は涙が枯れるんだと思っていたけど、そうではなく、
心が揺れるたび、悲しみのコップから涙がこぼれ出し、
ポロポロと頬を伝って流れる。
だから始終、悲しみのコップは心の奥に存在し続け、
時折、揺れてこぼれた分が涙となるみたいだ。

みんなが時々、時が経ってもわっと泣きたくなると言っていた事が
ようやく分かった気がする。
そして時は決して癒してくれないと言う事も分かった。

それでも悲しみを抱いて歩いて行くのも良いと思う。
かるびが私たちと一緒に居てくれたことの証として
いつまでも悲しみが私の心にあって良いと思う。

たぶん、1年、5年、10年経っても
同じくらいの悲しみが心の中に存在し続けるだろうけど、
その悲しみさえも愛していける気がしている。

これからも、かるびのいない季節がめぐり、
そして私はかるびのいた季節を思い出す。