自然の世界

たくさん遊んだのでお水が欲しいわさび。
器に入るまで待てず、ボトルから直接飲んでしまう。
かるびもこうして上手に飲んでいたなあ。


今朝、駐車場に黄緑色の大きなカマキリをみつけた。
仰向けになっていて動かないので死んでいるのかなと思ったら
前足が空をつかむように動いている。まだ生きてるんだ。
でももうじき、このカマキリの命は尽きるのだろう。

多くの命が暮らす地球上で、
このカマキリの命なんて誰も気に留めないし、
私たちの知らないところではいくつもの命が失われ、また生まれてくる。

初めて出会ったこのカマキリの命の終わり、
せめて道路ではなく、植木の上に運んでやりたいと思った。
身体が黄緑色だったから、さっきまできっと葉の上にいたのだろう。
拾い上げようと手を差し出した瞬間、
身体が触るほどに近い距離で、あっという間にヒヨドリがさらっていった。

あっ、まだ生きてるのよ！！

ヒヨドリにそんな言葉は届くわけがなく、
簡単にタンパク質が口にはいっただけ。

自然は人間が思うほど優しくない。