ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

海へ行く



中学生だったころ、この小さな漁港へ船を描きに来ていた。
磯の香りと船留場にぶつかる波の音と、
船員たちの大きな話し声が今もあって、ふっと記憶がよみがえる。

一生懸命、海を描いていた中学生だった私は、
この船員たちの大きな声がとても怖かった。
それに近くに外国船も入ってきていて、
英語で話しかけられることも嫌だった。
でも、青い海に浮かぶ船を描きたくて何度も通っていたっけ。

描いているスケッチブックを、私の背の高いところから覗き込み、
とても上手に描くなあ~っと陽気に笑う男たちが
そのことだけで怖いと思ったのは、
子供から女性になりつつある年齢だったからかも知れない。
そんな複雑な淡い心の思いも、今となってはなつかしい。




ウミネコみっけ♪♪
プカプカと漂いながら遠ざかっていく。

ここはあの頃と変わらないね。