ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

延命治療



先週の水曜日、転院もそろそろなので
私の受診もかねて義母のところへ着替えを持って行った。
意識もあって、夫との会話もできていたので安心していたのに。

金曜日の朝に病院のドクターから電話があった。
私にあるってことは夫は会議かなにかで出なかったのだろう。
転院の話が決まったのかな?と思って、
お世話になりますと話しだす私の声の上書きをするように

「容態が急変して心肺停止の状態です。延命処置されますか?」

延命処置をしてもらえれば義母はもう少し生きていてくれるかもしれない。
そして夫や義姉が駆け付けたときに間に合うかもしれない。
また、奇跡かもしれないけど以前のように元気になるかもしれない。

ドクターの声を聞きながら、私の頭の中はそんなことを考えていた。
でも私が彼に伝えたのは

「どうか楽にしてやってください。延命治療は望みません。」

倒れてちょうど2週間。義母はきっとしんどかっただろうと思う。
だから今の義母にもうちょっと頑張ってとは言えなかった。
ただ、延命治療は望まないと伝えたことによって
私が義母の命を閉じたような気がしてならない。

お義母さん。これでよかったですか?
花に囲まれた義母の写真にそう問いかけてみた。