ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

雑食動物のジレンマ



三越の九州展で買った三日月のクロワッサン




自然解凍してトースターで少し焼き、1~2分置いてから食べるとさっくりと美味しい。

このクロワッサンを食べてみたいなあ~と思ったのは何年前だろう。
セ・トレボンのバゲットが欲しくて地図を検索していたときに偶然ヒットしたこのお店は
天然酵母でもっちりとした、何種類もあるクロワッサンが売りだった。
そのときは、メープル?きなこ?アップル? ふ~~ん…くらいな感じで見てたんだけど、
いざ、お店に買いに行くと、整理券を配られ焼きあがる順番を何時間も待たされた。
それでも食べてみたいと思ったのは、客の異常な多さからだった。

あの時に食べた感動は、今では薄らいでしまっているけど、食べるとやっぱり美味しいと思う。
特別に美味しいではなく、やっぱり美味しい・・・なんだよね。




読みたかった「雑食動物のジレンマ」を図書館で借りることができた。
ハードカバーなので図書館にリクエストして買ってもらったのだ。
だって高いんだもん。おまけに上下2巻あるし。

この本は、一緒に仕事をしている先生の友人が20年も前に出された本によく似ていて、
それは石油が食物や家畜を育てるというものだった。
そして、遠く離れたアメリカの話だと思って読み進めると、
我が国とも重なることが多く、あらゆることで深く考えさせられる。
ステーキ肉となった牛が何を食べて育ち、その飼料は何から成長したのか、
どんどんさかのぼっていくうちに、それが自然の流れではないことがわかってきて、
あまりにも簡単に自然ではなくなっていることに愕然とする。

とても興味深い本だった。そして久しぶりに長い余韻がある本でもあった。