金子 みすゞ
かるびが肥満細胞腫というガンになったとき、
同じ病気を乗り越えて元気で過ごしているケリーちゃんが目標だった。
そして腎臓ケアでは、かるびはケリーちゃんの目標になった。
病院で出会うたび、「元気じゃん!!」と、飼い主はお互いのワンを見てそう思った。
29日、ケリーちゃんがお空に行ったと知った時、
いつか私にもくるだろう辛さと、それが訪れた友達の悲しみを思うとたまらなくなり、
なぜか金子 みすゞの生誕の地を訪れたくなった。
金子 みすゞ記念館へ行く道を歩いていると、なんとも不思議でなつかしい映画パンフを発見。
マーク・レスターとトレイシー・ハイドの「小さな恋のメロディ」は何度も観たっけ。
金子 みすゞは、わずか26歳で自らの生涯を閉じている。
短い一生で、心の奥の底から憐れみとか悲しみとか慈しみとか人間の魂を綴った文章が、
読みすすめていく私たちの心に浸透していくんだと思う。
ケリーちゃん、ありがとう。どうか安らかに。