訪問者

司馬さんの本、「酔って候」をこの前から読み始めている。
この本を買ったのは〇〇年も前で、酔っ払いのおっさん、山内容堂の話だ。
ちょうど今、大河ドラマでは坂本竜馬をやっているし、
その土佐藩主であった容堂が描かれている本を読みたくなったから・・・
でも、昔の文庫本だから、字が小さくて小さくて見えにくいんだよね。

本を遠くしたり近づけたりしながら読み進めていたら、いつの間にか眠ってしまい、
かるびのワオワオワオ～～～～っという吠え声に目がさめた。
かるびがしきりに庭の方をむいて吠えまくるので、どうしたんだろうと見たら柴犬がいた。

ああ、隣家の庭にいるんだ。
最初はそう思った。
フェンスの向こう側に柴犬がいるんだと・・・
だから気にもとめずに本を再び開いたところで、左側の視界を横切るものがぁぁあああ～～


あああ？あんた、どこから入ったん？？　(」ﾟﾛﾟ)｣(｣ﾟﾛﾟ)｣(｣ﾟﾛﾟ)｣ｵｵｵｵｵｯｯｯ


窓のすぐそばで柴犬がじーーーっとこっちを見ているではないか！！


慌ててリビングからテラスに出ると、その柴犬はおどろいて・・・





バキバキバキっとあっちこっちで物を壊しながら脱走をはかり、
それを見てかるびは喜び、リビング中を駆け回る。




先日、倉庫を設置してもらったときにできた、わずかな隙間から入ってきたようだった。

追いかけると怖がるので放っておいたら勝手に出ていったけど、
この大騒ぎはいったいなんだったんだろう。

かるび、あの犬に損害賠償の請求してくれる？