ドアを開けたら・・・

気楽にドアを開けたらニュースの林…  3つのブログをまとめました

気が滅入る



ほうれん草とゴルゴンゾーラのクリームパスタ

いつも外食するときは、夫とそれぞれに注文した料理をシェアする。
まるまる1つの料理を食べると飽きるので、半分ずつがちょうどいい。
夫が美味しそうと注文したクリームパスタを1口食べると・・・
ああ、だめだ。やっぱりクリームパスタは胸やけして食べれない。
見てると美味しそうなんだけどなあ。食べれないんだよなぁ。


母のところへ証書だの通帳だの印鑑だのを持っていく。
無くなっていないか確認したいんだろうなあと思いつつ、
管理している方の私としては気分の良いものではない。
通帳を1冊ずつ広げ、納得してしまい、また違うのを広げる。
通帳を一緒に入れている商品券を数えだし、
しばらくして私にも数えろと言うので
母のベッドの上でゆっくりと数えたらちょうど5万円分あった。

「ちょうど5万円あるよ。」と揃えてて渡すと、
ここには9万円分なくちゃいけないのに、4万円足りないと言い出した。
前回は財布の中身のお札の順番が違ってるから取られてると言い、
今度は商品券が4万円分ほど無くなっていると言う。
続けて「あんたを疑うのは気持ちのいいことじゃない。」と続けた。

情けなくなった。老いるというのはこういうことなのだろうか。

私は取ってないよ。一緒にどうしたか思い出そうと母に呼び掛け、
いつ商品券を買った? 誰かにあげた? などなど。
だけど、母の一言で私の心ははじけた。

私と一緒に暮らしてる夫じゃないかと。

あれほど何回も仕事を休んで、母のためにしてくれた夫を疑う。
わずか4万円の商品券を取って何になるんだろう。
そんなことすら考えられない母になったのかと思うと
夫に申し訳ない気持ちと、自分の母がとても情けなくなった。
さらに心配だから証書や通帳、現金は私が持っておくと続ける。

貴重品一式入ったカバンを貴重品入れのロッカーに入れて鍵をかけた。
人を疑うくらいならあなたが管理すれば。
私はもう二度と来ない。そう伝えて鍵を置きドアを出た。

これで縁が切れるのならどれだけ良いだろう。