だしへの執着心

だし巻き卵が好きでよく作るんだけど、
どうも、どうもだしの味にピンとこない。
ル・コションドールのカフェで食べただし巻きはとても美味しくて
どうしたらこの味が出せるんだろうと思い続けていた。

デパートで見つけた「京料理大徳寺さいき家」
なんか聞いたことのあるお店だなあと思いつつ
だし巻き卵を見ていると試食させてくれた。
食べたそうな顔してたのかな～（笑）




冷めても美味しいですよ！！と言われるこのだし巻き卵は
ほんのり優しい味わいをしていて、
でもその奥にはしっかりしただしの強さを感じる美味しさだ。
良質なコンブとカツオ節で作られてるんだろうと思う。

美味しいですね～～。ほんっとに美味しい！！
お店の方にそう言うと、人気なんですよと言われた。
隣で試食している夫もうんうんとうなずいているので、
これは何としても手に入れなきゃと思った。それで・・・

すみません。このだし巻き玉子の・・・・


ダシ売ってください！！


そうお願いした瞬間、後ろからどつく夫
いきなり何を言い出すんだと言わんばかりな顔をしている。
結局、だしは売ってもらえず＠当たり前か（笑）
美味しいだし巻き玉子を買って帰った。

帰る途中、夫が、
だし巻き玉子屋さんでだし売ってくれってさー、
パン屋さんで酵母菌分けてくれってことだと私を諭すが、
ああ、なるほど！！　その手もあるか！！と思った私だった。

酵母菌と同じ小麦を手に入れれば
ル・コションドールのパンが作れるのか！！
さらに私の妄想は暴走するのだった・・・とさ。